開催年月日 |
平成28年6月30日 |
開催場所 |
東京都港区六本木3丁目16番33号 株式会社エムオン・エンタテインメント 役員会議室 |
出席者 |
委員の総数 |
7名 |
出席委員数 |
6名 |
出席委員の氏名 |
栗田委員、高野委員、田中委員、福島委員、宮島委員、森委員 |
放送事業者側出席者氏名 |
渋谷代表取締役、木内執行役員(編成制作担当)、内田執行役員(経営企画担当)、保田次長、室賀課長 |
議題 |
- ・放送事業者 視聴契約状況の報告
- ・審議対象番組に対する感想及び意見
- ・放送事業者への要望
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議事の概要 |
審議対象番組
- 1. リスアニ!LIVE-6
- 2. M-ON! LIVE EXO
- 3. 名盤ライブ「eyes」渡辺美里
- 4. M-ON! SPECIAL 「欅坂46」
- 5. M-ON! SPECIAL 「E-girls」
- 6. サキドリ!
- 7. M-ON! LIVE 小田和正
- 8. M-ON! LIVE 松山千春
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審議内容 |
意見交換・質疑応答
◆リスアニ!LIVE-6
◆M-ON! LIVE EXO
◆名盤ライブ「eyes」渡辺美里
栗田委員:
- ・アイドルやK-POPなどのジャンルは細かく見せどころがあったりする。アーティスト側とコミュニケーションをより深めていただいて、さらにおもしろいものを作ってほしい。
田中委員:
- ・リハーサルなどのドキュメント映像が入るのがよい。アーティストのステージ以外でのパーソナルの部分を見ることで、よりライブ映像に説得力が増す。
宮島委員:
- ・リスアニ!LIVEは他ではなかなか見られないイベント。会場に行けなかった人もたくさんいるので貴重なコンテンツだ。
高野委員:
オールジャンルを追うのではなく、差別化を図るためにも、いい意味でターゲットを絞っていくべきだ。エムオン!のブランディングにも繋がる。
福島委員:
- ・全て実際に見たライブだったが、ライブ会場では追えなかった部分を見られたり、ドキュメンタリー映像を通じて改めてステージのクオリティの高さを知ったり、新たな発見があった。
◆M-ON! SPECIAL 「欅坂46」
◆M-ON! SPECIAL 「E-girls」
◆サキドリ!
田中委員
- ・どの局もインタビューフォーマットが代わり映えしない。エムオン!独自のインタビューフォーマットを確立したらおもしろいかも。
福島委員:
- ・サキドリ!は商品化されないであろうライブ映像をワイドショーより長めに見られるのはファンにとって貴重。キラーコンテンツになっていくのでは。
高野委員:
- ・アーティストが主語にならないドキュメンタリー特番を見たい。背景・ストーリーがメインなものであれば、そのアーティストに興味がない人も見てしまうのでは。
森委員:
- ・MVはチェックしようがあるが、ライブ映像はなかなか見られるものではない。ライブ映像を取り入れたことでやっと”サキドリ”というコンセプトになった。
◆M-ON! LIVE 小田和正
◆M-ON! LIVE 松山千春
栗田委員:
- ・70年代は今と違って音楽しかない時代。なので、50、60代はなにかきっかけがあれば”ライブ見なきゃ!行かなきゃ!”と思ってしまう。この世代に向けたライブコンテンツはこれからも続けるべきだ。
高野委員:
- ・新曲を聴きたい人もいれば名曲を聴きたい人もいる。小田さんや千春さん世代の音楽を、どの世代にどのように届けたいかによって見せ方が変わっていくと思う。
森委員:
- ・大衆音楽を突き詰めていった一つの成熟の形ではないかと思う。
田中委員:
- ・普段見ないアーティストのライブに触れることでいろいろな気づけることがある。
<放送事業者への要望>
今、メディアは新しいアーティスト/音楽を、どんな形でリスナーたちに提案できるか?
福島委員:
- ・新しいアーティストが輩出されるとき、”場”が盛り上がり情報として広がっていくという流れがあるので、目利きとなってシーンを紹介することで、新しいアーティストが育っていきやすい環境が生まれるのではないかと思う。
高野委員:
- ・日本のメディアは全体的に批評性が少ない。批判することなく、”全部いい”と紹介するこの状況が逆に選べなくさせている。ムーブメントは賛成だけで起こせるものではない。
宮島委員:
- ・新しい音楽やアーティストをリスナーは探しているのかなと思う。昔はライブハウスやCDショップなどに足を運んで自分で探すというのが普通だったが、若い世代は与えられるものがすごく多いのでその中から選択しているのではないかと思われる。アーティストも、高く手が届かない存在から、リスナーと同じ目線にならないと選んでもらえないのではないか。
田中委員:
- ・今、新しい音楽はマネタイズが難しい状況にあるが、アウトプットの仕方を見据えて、エムオン!として真摯に向き合ってみるのもいいのではないか。
以上 |