意見交換・質疑応答
◆METROCK 2015 ライブスペシャル
◆a-nation ライブスペシャル
◆FUJI ROCK エムオン!SELECT
栗田委員:
- ・映像が美しく編集も良かった。ライブイベントの疑似体験ができて楽しめた。
高野委員:
- ・現在活躍している様々なアーティストの音楽を幅広く聞くことができた。
田中委員:
- ・複数アーティストのライブ映像がダイジェスト的に放送される番組が見たい。
- ・ライブ映像の場合、演奏に参加しているサポートミュージシャンのクレジットも見たい。どのミュージシャンがどのアーティストのサポートをしているのか興味がある。
寺井委員:
- ・ライブはやはりアーティストの魅力が詰まっている。
- ・アーティストを好きになるきっかけや、ライブに行くきっかけになると思う。
廣瀬委員:
- ・数多くの音楽フェスがある中、音楽フェスは今後どうなっていくのか考えさせられた。
- ・30分程度の番組で複数の新人アーティストのライブ映像が放送されるような番組も見たい。
宮島委員:
- ・ライブに参加した観客が楽しんでいる空気感が表現されており、擬似体験をすることができた。
- ・アーティストによってファンの動きが異なるため、ステージだけでなく、観客も一緒に見て楽しみたい。
森委員:
- ・ライブイベントの会場に行くよりも、見やすくて楽しめた気がする。
- ・複数アーティストによるライブ映像のダイジェスト番組には賛成。全体像を一気に見られるというメリットがある。
◆東方神起スペシャル『野王 〜愛と欲望の果て〜』
栗田委員
- ・ドラマでの演技も見たい、というアーティストのファンは確実にいる。
- ・アーティストが出演しているのであれば、音楽チャンネルでのドラマの放送も良いと思う。
高野委員:
- ・ドラマへの出演も、アーティスト活動の周辺としてファンはとらえているのでは?
田中委員:
- ・音楽的にK-POPは新しい試みにあふれているが、韓国ドラマの劇伴がオーソドックスなのは興味深い。
廣瀬委員:
- ・K-POPにも力を入れているMUSIC ON! TVならではの試みだと思う。
森委員:
- ・見たい人は見るというジャンルだろう。ドラマに出演しているアーティストのファンは見ると思う。
◆Red Bull Live on the Road 2015 Vol.1
栗田委員:
- ・オーディションに参加している、これからのアーティストを紹介するのはとても良いと思う。今後も継続して取り上げて欲しい。
田中委員:
- ・音楽をサポートする企業が少ない中、Red Bullのこうした試みに好感をもった。
- ・バンド以外にもソロシンガー等、ジャンル別にオーディションを展開することで拡がっていくと思う。
宮島委員:
- ・デビュー前のまだ知られていないバンドを紹介するのに、MC(ジョージ・ウィリアムズ)の存在は大きい。
- ・MCによってオーディション参加アーティストのキャラクターがうまく引き出されていた。
森委員:
- ・バンドがこれからどうやって成長するのかという物語性がある。
- ・オーディションの過程を整理した状態で見られるので、テレビ番組向きだと感じた。
- ・小さなライブハウスでの、アーティストとカメラの距離が近い映像も良かった。
◆番組名:M-ON! LIVE BEST LIVE SELECTION(amazarashi / T.M.Revolution / 渡辺美里)
栗田委員:
- ・1人のアーティストをしっかり見せるのは音楽チャンネルとして王道のスタイルであり、今後も継続して欲しい。
高野委員:
- ・(栗田委員と同様)音楽チャンネルとして不変のスタイルだと思う。
田中委員:
- ・アーティストの特性に合わせて、ライブ映像にも様々な演出があることを実感した。
寺井委員:
- ・放送されより多くの人に見てもらえることで、ファン以外にも魅力が伝わる可能性を感じる。
廣瀬委員:
- ・様々なアーティストのライブ映像を見られるのは、ありがたく勉強になる。
宮島委員:
- ・これまでライブを見たことの無いアーティストのライブを見ることができて新鮮だった。自分もライブに行くきっかけになると思う。
<放送事業者への要望>
『新しい音楽、新しいアーティストとの出会い』のために、MUSIC ON! TVが果たせる役割について
栗田委員:
- ・9月に韓国で行われたイベント『アジアミュージックネットワーク』ではアイドル以外のアーティストも多数参加しており、会場のライブ・パフォーマンスの放送も行われていた。日本で開催されているTIMM(ティム)のようなイベントを番組として取り上げるという方法もあると思う。新人が出てくる環境が少ない中、放送局にもそうした役割を期待したい。※TIMM:東京国際ミュージック・マーケット
高野委員:
- ・『出会い』は新曲に限られたことではない。過去の名曲の掘り起こし作業も重要だと思う。
- ・『噛む情報』と『飲む情報』の双方を使い分けながら、見やすく聞きやすい形で視聴者に提示する必要があると感じる。
田中委員:
- ・古いものと新しいものを見せる、温故知新というアプローチはあると思う。
- ・アーティストを個別にカテゴライズしていくのは難しい面もあるが、ハッシュタグを付けるように、なんらかの共通性や親和性を持たせることで新たな出会いが広がると思う。
寺井委員:
- ・米国のサウス・バイ・サウスウエスト(SXSW)のような仕掛けを作れないか?
廣瀬委員:
- ・アーティストのあり方によって手法は様々だが、いろいろな手法で多面的に出会いの場を作り続けるしか無いと思う。
宮島委員:
- ・自分の好きなアーティストのリコメンドをファンは素直に受け入れる傾向があるので、そこから出会いが広がっていくケースはあると思う。
森委員:
- ・アーティストが自らの好きなアーティストを、ピュアにリコメンドする番組があっても良い。
以上 |